住宅は、年月が経過すると経年劣化し使い勝手が悪くなったり、汚れやキズが目立ってきてしまいます。
そのようなときにおすすめなのが、内装のリフォームです。
そこで今回は、内装リフォームの「メリット」についてご紹介していきます。
■内装リフォームのメリット
●費用が安い
工事内容・規模・使用する素材やグレードによって料金は異なりますが、内装リフォームは建て替えに比べて安い費用で行うことができる点がメリットです。
●工事期間が短い
建て替えを行った場合は約1年ほどがかかりますが、リフォームは最長でも約3か月ほどと工事期間が短く済むこともメリットです。
とくにクロスやフローリングの張替えは、6畳ほどの部屋であれば1日で完了することも。
そのため、普段通りに生活をしたまま行えることも多く、仮住まいを用意しなくても済みます。
ただし、キッチンや浴室などの水回りのリフォームは1週間~1か月かかることが多く、その間は銭湯を利用したりと工夫をする必要があります。
●税金面の負担が少ない・課税額が下がる
固定資産税は1月1日の時点で所有している土地・建物に課せられる税金ですが、リフォームを行うことで下がることがあります。
ちなみに建物の価値は築年数が上がるにつれて下がる傾向にあるので、新築よりも中古物件のほうが固定資産税は低いです。
バリアフリーリフォーム・省エネリフォームは「工事費50万円以上」「床面積100㎡相当」など条件はあるものの、届け出ると翌年から1年分の固定資産税が1/3になります。
ただし、延床面積を増やすなどのリフォームは固定資産税が上がりますので注意が必要です。
●思い出が残せる
汚れやキズが目立つようになってきたとしても、愛着のある家であることには変わりありません。
思い出のある場所などはそのままにしておくことができるという部分も、内装リフォームのメリットです。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、内装リフォームのメリットについてご紹介しました。
内装リフォームは、思い出が詰まった家を手放すことなく、より快適で住み心地の良い環境を手に入れることができます。
床や壁が経年劣化してきたり、水回りの使い勝手が悪いと感じたときには、ぜひ内装リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。